メリットは料理の基本が学べること
あまり注目されることはありませんが、キャバクラなど夜のお店では、キッチンスタッフが重要な役割を果たしていることがあります。
お酒を飲むところに、食べ物は欠かせません。
仕入れたままで出すことができる軽いおつまみ的なものもありますが、お店によってはしっかりとした料理を出すこともあり、それは裏の厨房でキッチンスタッフがせっせとこしらえているわけです。
仕事内容は、立場によっていくつか考えられるでしょう。
例えば、料理長のような形で調理を任されることもあります。
その場合には下ごしらえや調理、仕上げ、盛り付けなど、料理に関するあらゆる仕事を行うことになります。
足りない食材の買い出しや発注作業もあるでしょう。
一部を補助のスタッフに任せることもありますが、この補助スタッフを募集しているお店も少なくありません。
しっかりとした料理ではなく、簡単な調理やお酒のみを作るキッチンスタッフもいます。
いずれにしても料理の基本を学ぶことができるので、料理が好きな人やその道に進みたいと考えている人にはオススメのお仕事となります。
ただ、お店が料理長的な立場のスタッフを募集している場合には、それなりの経験が求められることもありますから、このお仕事が気になる人は応募前に具体的な仕事内容を問い合わせてみた方がいいでしょう。
仕事内容によって異なるお給料
料理長のようなキッチンを統括するスタッフなのか。
それとも補助的な役割を担うスタッフなのか。
もしくはおつまみやお酒などを作る程度のキッチンスタッフなのか、これによってお給料の額が変わってきます。
料理長クラスの働きを求めているお店では、そのスタッフにホールスタッフと同じくらいの金額を提示していることが多いです。
つまり、30万円から35万円ほどの月給が受け取れるということ。
これはとてもいい額ですよね。
ナイトワークの中でも、男性でここまでの額を提示されるのは珍しく、それだけ重要な仕事であることがうかがえます。
補助的な役割だと20万円台の半ばくらいの月給が相場です。
金額的にはホールスタッフの8割くらいでしょうか。
もっと簡単な、おつまみやドリンクを作る程度だと20万円から23万円くらいの間になりそうですね。
ここで示しているように、夜のお店でのキッチンスタッフは月給制のところが多いです。
でも、日給制や時給制のところもあるので、自分の働き方に見合ったお店を選んでみましょう。